本文へスキップ

企画・デザイン・設計・管理(資)PUL住宅建築研究所へ

電話でのお問い合わせは048-770-5005

〒363-0011 埼玉県桶川市北1-22-32

健康住宅real estate

壁珪藻土の特長 珪藻土(自然素材左官壁材)

■調湿効果

珪藻とは藻やそれに近い微生物でそれらが堆積し化石かしたものが珪藻土です。
代表的な使用例では昔から七厘の材料として使われてきました。
日本での代表的な山地は富山県です。七厘には石として切り出し、七厘の形に加工していきますが
壁材には粉にして使います。
(割れ防止に樹脂をまぜてたりしています。)
炭同様に珪藻土には無数の穴があり、その穴に湿気を取り込みます。
また、乾燥時期には、逆に湿気を放出します。

■揮発性有害物質吸着効果

調湿効果と同様に揮発性の有機化合物(最近問題になっているホルムアルデヒド等)を吸着します。
無垢の木材にも同様の効果がありましたが、効果については珪藻土の方が格段に上です。
しかし、割れを防ぐために入れる樹脂の量を多くするとその分効果が無くなり、
物によっては、京壁の方が効果が大きい場合もあり注意を要します。
京壁も元々珪藻土が含まれており、珪藻土については壁材としては割れが多きのであまり使われていなかった経緯があり、最近、樹脂を混ぜる等改良がされてきたので、壁材としても多く使われるようになってきました。
しかし、新耐震基準以前の30年から40年ほど前の建物の筋交いのない木舞壁(図1)の大量の土を用いた瓦屋根(図2)の家については、確かに倒壊した建物が多かった。
しかし、そんな古い建物の倒壊原因の多くは、構造材の強度低下によるものと広いピロティー(柱のみの部屋等)のあるプランによるものであった。

■耐火効果

化石なので耐火素材としても有効です。万が一の時も有毒ガスを発生する事はなく、延焼も食い止めることが出来ます。

■その他類似素材

●漆喰壁
その他、同様な、左官素材として代表的なものに 漆喰壁 があります。
漆喰は無機の材料であり強いアルカリ性であるためよほど条件が悪くない限り、
カビも細菌もしにくく外装材としてもそのまま使われており、耐久性もあります。
また、珪藻土と同様に調湿効果も揮発性有機化合物等の有害化学物質等の吸着効果もあります。

●京壁(聚楽壁)
本格的な和室等には今も多くつかわれております。
この材料も自然素材であり、珪藻土や粘土や木粉など混ざっており、
今まであげてきた効果も実は結構あるのです。

●火山灰壁(桜島等)
最近、不要な火山灰等を利用した左官素材が出てきました、火山灰も無機質であり、
水蒸気を放出した無数の穴があいており、やはり今まであげてきた効果が期待できます。
ただ、そのままでは、簡単に崩れてしますので、樹脂を混ぜる等加工が必要です。


埼玉 三郷 Kさま 邸【企画・提案・設計 合資会社PUL住宅建築研究所】
壁:珪藻土 床:無垢フローリング(唐松18mm厚物) 天井:紙クロス貼り

床無垢板の特長 無垢素材の良いところ

■アレルギー予防

無垢材はカビやダニや細菌の繁殖を抑える効果があります。
また、アレルギーに似た化学物質過敏症(シックハウス症候群)の原因とされるホルムアルデヒド等は一切発生しないのは、ご承知のことと思います。

■体温(冷)緩和効果

木材の内部は沢山の管(穴)がありその穴に、湿気や空気が入り込んでいます。
そのため、高遮断熱効果があり、真冬の床も暖かく、熱伝導が柔らかく感じられます。
例えば板の下からライターで直接熱しても上面では燃えるまでは熱くないのもそのためです。

■反射緩和

木材は光の反射緩和効果があり、特に有害な紫外線を吸収して光を和らげる効果があります。
また、高輝度の光も緩和し人間にとって心地よい範囲の柔らかな光のみを反射し育ち盛りの
お子様の目を守り安定した情緒を育んでくれます。

■調湿効果

木材の内部は水分や栄養分を運ぶための、沢山の管(穴)がいています。
この穴の作用により、空気中の湿気を取り込みます。
もちろん乾燥期には逆に湿気を空気中に放出します。
炭が調湿効果があるのは同じ理由です。
日本のような四季のある高温多湿の気候には、ぴったりの素材です。
また、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒド等の化学物質を
上記の作用で吸収する効果もあります。

■リフレッシュ効果

森林浴はみなさんご存じですよね!
それは、木から、フィットンチットやヒノキチオールなどのリフレシュ成分が放出されるからです。
その成分は製材されるとさらに多くなります。
木の香りが、その成分だからです。
その木の香りは、精神安定をもたらし、消臭や抗菌などの効果もあります。

■吸音効果

木材は、コンクリートやクロスに比べ吸音率が格段に高く、耳障りな反響音や時には障害をもたらす超高音を緩和します。そのような理由からオーディオルームのスピーカーの受け側(聞く側の背)の仕上げ材としても有効です。